BUSINESS 04

開示コンサルタント(監督者)

公認会計士の資格を持つ開示コンサルタント(監督者)は、クライアントである企業の窓口として、開示書類作成を監督し、ディスクロージャー実務全体を支援する役割を担います。監査法人や事業会社で培った会計知識・監査経験をもとに、最新情報のキャッチアップや開示実務の負担の重さ、実務担当者の確保などの課題に直面している上場企業のIR担当部署を強力にサポートする専門家として活躍します。

クライアントごとに最適な開示方針を検討し、内容の妥当性や法令適合性を確認。顧客満足度を高める徹底した品質と改善提案力で、クライアントの企業価値に貢献する専門サービスを提供します。
業務内容
・開示書類(有価証券報告書、決算短信、内部統制報告書など)の作成・監督業務
・ クライアントとの定期ミーティング・アドバイザリー業務
・品質管理および開示基準の最新情報のキャッチアップと社内共有 など
・※担当社数は経験やスキル、受注状況により異なりますが、5~10社担当いただくことを想定しています。

この仕事のやりがい・成長環境

開示コンサルタント(監督者/公認会計士)の特徴は、監査する側ではなく企業を支える側に立つこと。会計士としての専門知識を、開示書類という「企業の顔」をつくる業務に直接活かすことができます。

クライアントに寄り添ったサポートを提供するので、感謝の言葉をいただく機会も多く、会計士としての専門性を、より実践的かつ能動的に発揮できるフィールドです。

法令改正や会計基準の変更など重要な情報はいち早くキャッチアップし、クライアントにも共有。業界横断的に複数社の開示支援の経験を積むことが、他社事例を活かした提案や改善にもつながります。専門性をさらに高めながら、信頼で選ばれるコンサルタントを目指せる環境です。

活躍している人の共通点

開示コンサルタント(監督者/公認会計士)は、公認会計士の資格を生かした専門家としてフロントに立ちながらも、チームで成果を生み出す仕事です。クライアント企業の経理担当者や社内メンバーと丁寧にコミュニケーションを取り、正確で誠実な対応を積み重ねていく姿勢が求められます。

監査や事業会社で積み上げたこれまでの会計士経験を新しいフィールドで活かしたい方、よりクライアントに近い立場で支援したい方に向いています。

マネジメントで活躍されたい方や、実務を深めたい方、専門職として長く第一線で活躍したい方にも最適な環境です。

活躍している人の共通点

監査法人または事業会社での会計・開示・経理経験をお持ちの方/会計・開示の専門性を実務で磨き続けたい方/クライアントとの信頼関係構築を大切にできる方/精度・品質への意識が高く、責任感を持って仕事に取り組める方/チームで協力し、依頼を遂行できる方

将来のキャリアパス

入社後は、複数の担当クライアントを持ち、監督者として開示実務をリードします。そのほか、品質管理や教育担当など社内課題プロジェクトでの活躍を期待しています。

マネージャーなど、より上流のポジションを目指していただける方も歓迎しています。ポジションが上がっても現場を離れることはなく、クライアントと向き合いながら実務を指導・牽引していくスタイルです。

開示の専門家としてキャリアを磨き続けることもでき、スペシャリストとして、長く第一線で活躍できます。

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